開放感のある家

開放感のある家2018.05.12

前回のブログで紹介されたO邸のテーマはは開放感でした。

100坪を超える敷地で、周囲(特に東側)は自然に囲まれ、東側は将来にわたって家が建ちません。この景色を取り込める東側を景観窓をとる間取りとして、開放感を感じるように計画しました。

 

 

 

 

 

これは西側の外観ですが、隣地に建物が建つこと、西側を考慮して窓は極力抑え、東側と対照的に閉鎖的にしました。玄関もこちらサイドに設定し、中に入ってから、より開放感を味わえるように、玄関からリビングへの変化を演出しました。

屋根は将来太陽光発電が付けられるようにシンプルな片流れ屋根として屋根面積が取れるようにしました。北側の下屋根とバイクガレージでバランスをとったデザインとしました。また四角い小窓をリズミカルに配置することで壁の多い西側外観をポップで楽しい外観となるように計画しました。

 

 

 

 

リビングから見た東側の窓と緑です。コーナーに窓をとることによって外部と内部のつながりを強く感じさせ、開放感を強く感じさせるようにしました。

この窓の外にはデッキを作ることが計画されており、出来上がると外とのつながりがより強くなり、広がり感も強調されることを盛り込んであります。

 

 

 

 

同じ場所の断熱下地です。吹き付け断熱材を壁厚分入れて、断熱性を高めるようにしました。中央の右壁にはガスコンセントを設置しガスによる暖房を想定しています。お施主様が住まうようになって、1年を経たころに、住み心地などを聞いてみたいものです。

 

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